2012年3月29日木曜日

しろくまカフェ 番宣



局:テレビ東京
放送日:2012/03/29
評価:HV1280


アプコン?と考えたくなるような小さな分布。黒浮き気味になっている線もあるけれど、適度な暗さを維持しているところも多く、アプコンというよりはボケ気味のHVっぽく見える。

細かい描写がつぶれているところはるもののSDまで縮小したと確信できるような特徴は見当たらない。逆に元絵の解像度も十分に見え、この状態でも縦720に近い特徴が残っているところも多く、これもHV1280のようだ。

アンデルセン物語


局:BSプレミアム
放送日:2012/03/28
評価:LB-ip/359.5

いつ頃の作品か調べたら1968年とかなり古かったので。

かなり小さい四角分布だけど奇妙な特徴はなく、コンポネソースのレタボズームで、40年以上前の割には安定感がある。周囲の斑点上のノイズは局ロゴの影響。

映像としては普通にレタボズームだけど、シネスコで縦の黒帯幅も広く、左右も40~45程度の黒帯付きの実質額縁状態。絵の部分はSDの状態で275程度しかない。

テネシネしたのはそれほど前ではないだろうけどないだろうけど、横も切れてしまっているのでHV化直前というほど最近でもなさそう。

テレシネの問題だろうけど、コントラストが低めなので古さが強調された感じはするものの、補正して少しコントラストを上げてみると色も映えHVテレビで見てもそれほど悪い感じはしない。かなりボケ感のある映像だけど、最大の劣化はLB-ipのアプコン処理にある。フィルム由来の映像ではよくあることだけど、グレイン(ほんもの)やフレーム毎に位置のガタツキの影響で動画としては静止していているところも動きありと判定されてフィールドで拡大されて縞が出やすく、結果的にSDで見るよりHVの方がボケた絵になっている。

縞解消設定としてはDestripe(180, 8, 3, 0, 2)辺り。誤差は小さいので切りのいい360で十分かも。

戦国コレクション 番宣


局:テレビ東京
放送日:2012/03/28
評価:HV1280


大きめの円分布で、場所によっては四角感のある分布になるところもあった。極端に大きな分布ではないけれど、線も少し太めでしっかり黒い高コントラストのすっきりくっきり画質で鮮明さはトップクラス。

適度なぼかしで線も十分滑らかでノイズも目立たず、高いレベルバランスの取れた優秀な映像に見える。ノイズ効果もほとんどなくベタ塗り感が強い分、少し簡素な絵と感じてしまうことはありそう?

線の太さに助けられてうまく隠されているけれど、どちらかというと鮮明さを優先したようなリサイズになっていて、拡大して見ると1.5倍に拡大した映像とすぐにわかる3ピクセル周期的な揺らぎもあり、これも縦720のHV1280。

めだかボックス 番宣 2回目


局:テレビ東京
放送日:2012/03/28
評価:HV1280-HALF

複数バージョンのPV番宣も良く流れているけれど、アニメ本編そのままっぽい番宣なので再度。


横の伸びはPV版より横の伸びはよいけれど上下に奇妙な分布の見える変な画質。縦540のジャギの特徴が強く残っているHV960っぽい映像。といっても番宣用の雑な加工の影響にしか見えないので、本放送は問題なさそう。

やっていることは単純で、放送以外での利用も考慮したのか30fpsでも縞のない映像を得るために、1080iの映像の片フィールドだけを使って縦2倍に拡大しただけ。NHKのアニメ番宣にも似た例がいくつかあり、アニメ以外の実写の映像を使った編集では頻繁に使われる手法で珍しい特徴でもない。上下の傘のような分布はリサイズの特徴の影響。

コントラスト抑え目だったり、揺らぎがはっきり見えるくらいのノイズ効果もあるけれど、荒れた感じもなくくっきり感は強くなくても十分鮮明に見える環境が多いだろう。