2011年4月2日土曜日

DOG DAYS 1話


局:TOKYO MX
放送日:2011/04/02
評価:HV1280

初回からL字のMX。

大きめの円に近い分布。明るいテレビで見ていると少し眩しいと思うくらい、明るいシーンはしっかり明るいので高コントラストな映像に見える。僅かにノイズによる輪郭強調効果もあってとても鮮明。線の荒れも少なく精細な描写も多い印象。好みはあるとしても、欠点らしい欠点もなく高画質と感じる人が多そうな画質かな?

元絵の特徴もよく残るリサイズでジャギの特徴は見えにくいけれど、乱れもないので線間隔の狭い部分や細い線などには正確に縦720のジャギが出ているところも多々あり、これもHV1280。




局:tvk
放送日:2011/04/02
評価:HV1280


MXより少し伸びは悪くなっているけれど、元映像が十分鮮明なのでまだまだ十分大きめの分布で見た目にもMXと大差ない鮮明な映像。ボケで圧縮には有利なはずなのに、圧縮劣化はMXより少し目立ち安定感でもMXに劣るといつも通りのtvk画質けれど、逆に細かいノイズは潰れて見えなくなるなど、環境にプラスに働きそうな変化もあり、普通に見ていて不満を感じるようなところはほとんどなさそう。

ジュエルペット サンシャイン 番宣


局:テレビ東京
放送日:2011/04/02
評価:SD-p

てぃんくるから変わらず、ちゃんとフレームで拡大した理想アプコンの縦長分布。

SDらしいジャギ感もそれなりにあるけれど、アプコンにありがちな低コントラスト映像にならないようSDに合わせた作画をしていることもあって下手なHVより鮮明に見える。アプコンとしては十分優秀。

とっとこハム太郎でちゅ 1話


★4:3アニメです


局:テレビ東京
放送日:2011/04/02
評価:4:3-ip/486(A), HV1280(OP)

やっぱり再放送らしい。番宣での予想通り、OPとEDとおまけ?コーナーだけHVで本編は4:3のアプコンでの放送。

番宣同様4:3でも非常に伸びが悪く、サイドパネル付きスクイーズSDからのアプコンの可能性が高いと思うけれど、4:3の範囲で横540程度と断言できるような特徴は見つからなかった。




OPの分布。動きある部分で圧縮ノイズも少し多めに出ているので周囲にノイズの分布が明るく出ているけれど、十分大きめの分布。コントラストも高くとても鮮明。

デュエル・マスターズ ビクトリー


局:テレビ東京
放送日:2011/04/02
評価:HV1280-iぼかし?


横の伸びはかなりよいけれど、縦の潰れた分布。線の特徴を見る限り以前のシリーズ同様フィールドで拡大して縞になったHV1280-iの映像をぼかして誤魔化したという最悪な手法を使ってしまった可哀想な映像のようだ。

もはや縞解消で元映像に戻すことも出来ず、折角のHV映像も台無し。縞のままよりはちらつきなどの問題が出ない分いいのかもしれないけれど。

横方向の特徴だけで見ると、ジャギ感のほとんどない3DCGで生成した映像ではなさそうなかなり上質な映像もあるけれど、CG部は比較的はっきり横1280のジャギも残っている。

ダンボール戦機 1話


局:BSJAPAN
放送日:2011/04/02
評価:HV1280+

テレ東と同じフレーム。

テレ東でも大きな分布だったけれど、BSではさらに横の伸びがよく、より鮮明になっている。といっても僅かな差なので、普通に動画で見た印象差はほとんどなく、高精細作品らしい鋭さのある映像。これもほとんどわからないよな違いだけど、地上波の方が僅かに圧縮ノイズが多く見えるところが多く、比較的動きの少ない部分での安定感はとても高いBSJAPAN。

地上波で見た通り、縦810のジャギも綺麗に残っている1440x810の高精細映像。標準的な解像度の中では1280x720と1440x810はかなり近いサイズなので、1600x900クラスの映像ほどの精細感はないけれど、1280x720では表現できない絵と感じられるくらいの印象差になる環境もあるだろう。

BSJAPANでは横1920を維持した映像は未発見で、これも1440経由の映像。上の1440x810の1440は撮影時の解像度と推測される特徴の数字で、下はハイビジョン映像の段階で1440x1080を経由しているという意味での1440。

ドラゴンクライシス! 1話



局:日本テレビ
放送日:2011/04/01
評価:HV1280

日テレでの他局放送済アニメの放送は久しぶりのような。WOWOWで放送された魔法少女クラブくらいしか記憶にないけれど他にもあったかな?

MXtvkキッズと同じ場所。tvk, MXと同等の白とび状態。おかしいといって勝手に変更するのは著作権的にも微妙な領域の話になりそうだしキッズ以外が放置なのはある当然といったところか。キッズ以外でも補正して放送している局があったらしいことはむしろ驚き。

少しMXより大きな分布に見えるけれど、分布を比較すると日テレでは圧縮劣化のノイズが大量に出てそのノイズの分布が広がっているだけで、絵としてはむしろ崩れて劣化している。シーンチェンジを検出すると、その前のフレームの情報を削ってシーンチェンジ最初のフレームの劣化を抑えるという比較的新しいエンコーダに多い挙動なんだけど、その劣化に当たってしまったため。シーンチェンジ2フレーム前から劣化が起こるあたりはキッズに近い。テレビの圧縮ノイズを減らす3DNR処理では劣化が大きい部分をその前のフレーム情報を補うのが基本なのでこのエンコーダの挙動は賢いとはいえるけれど、大胆に劣化してしまうので視聴環境のNR性能によっては普通に見ていても劣化に気付いてしまうこともある。



運良くこのカットは動きがないので、劣化の起こる1フレーム前を見てみると、ノイズも消え周囲がしっかり暗い分布になっている。絵で見ても圧倒的に安定していて、比較すると驚くほと違いがあるカットも多い。

MXでも触れたけれど、人物などは概ね1280x720に対し元絵の解像度が不足しているので、少しジャギ感の強い絵になっている。

変ゼミ 番宣


局:BS11
放送日:2011/04/01
評価:HV1280


少し縦長の楕円分布になるのはBS11ボケの影響だろうけど、その影響でちょっと小さめの分布。若干黒浮き気味でくっきり感も弱め。簡素な作画の割りには線周辺にノイズが多く、グレイン風ノイズがあるようなちらつきもあり、静止画で見ると少し荒れてみえるけれど、動画としては少しソフトな印象になる程度で汚い感じはしない。

ちらつきはあるものの、適度に補間されたリサイズで乱れは少なく、わかりやすく縦720のジャギも確認できるHV1280。